Sansui AU−α907iMOSLimited. 6台目修理記録
2022/11/4日到着   2023/4/8完成 
注意 このAMPはSP出力の線(アース側)も増幅しています。
    アースに接続してはいけません。RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC−入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=詳しくはここ参照

    
A. 修理前の状況
  • 20年ほど前、父親より山水のアンプ(AU-α907i Mos Limited)を譲り受け、温かくて深みのある音をとても気に入り、週末に1〜2時間程度、好きな音楽を楽しんできました。
    ところが先日、小一時間ほどCDを聞いてその場を離れた際、アンプ内部から「バシャッ」という大きめの音が出て、すぐに焦げ臭い匂いが立ち込めたため、慌ててアンプのスイッチを切るという出来事がありました。
    その際、部屋のブレーカーが落ちたりコンセントが熱くなったりといった症状は特になく、またスピーカーも無音のままでしたので、素人考えですが、アンプ内で何処かがショートした印象です。
    故障の前に、予兆のような症状(ノイズ等)は特に感じ取れませんでした。
    その後は、スイッチを入れるのが怖くてそのままの状態です。
    修理は無理かもしれないと覚悟はしておりますが、父親から譲り受けたということもあり、何とかしたいとネットを検索して貴AMP修理工房にたどり着きました。


B. 原因
  • 経年変化による各部劣化により、終段FET(電界効果トランジスター)焼損。

C. 修理状況

P. 測板の修理

D. 使用部品
  • SP接続リレー                    3個。
    バランス、バイアス調整用 半固定VR      12個。
    FET(電界効果トランジスター)            8個。
    抵抗                             個。
    電解コンデンサ−                   62個。
    終段FET(電界効果トランジスター)        16個。
    テフロン絶縁RCA端子             13組26個。
    3Pインレット、FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ 1個。
    手持ち中国製SP接続端子          4組/8個。
    テフロンシート                16枚。


E. 調整・測定

F. 修理費  190,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sansui AU−α907iMOSLimited の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋、左右パネルを取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 SP接続端子。後ろに基板ある。
A32. 点検中 SP接続端子。
           後ろの基板構造上WBT−0705Cuに2組交換可能。 WBT−0705Agも使用可能。
A33. 点検中 SP接続端子。手持ち中国製交換。 上は直線専用丸穴、下はラグ板対応。
A34. 点検中 手持ち中国製にも交換可能。 ユーザーは、A側出力=直線専用丸穴、B側出力=ラグ板対応を選択。
A35. 点検中 手持ち中国製にも交換。 WBT 0681Agを挿した所。
A41. 点検中 電源コード取り付け。 
A42. 点検中 3Pインレットに交換。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
A51. 点検中 入出力RCA端子。
A52. 点検中 入出力RCA端子。 テフロン絶縁製に交換。
A53. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A54. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A55. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A61. 点検中 左側終段  
A62. 点検中 左側終段、FET(電界効果トランジスター)が焼損!  
A63. 点検中 交換終段FET(電界効果トランジスター)比較。  
                   左=今回使用する180W損失の物で最新の物(これ以後開発された物はなし)
                   中・右=使用されていた125W損失  全て東芝製品
A64. 点検中 交換終段FET(電界効果トランジスター)選別中。 3倍(48個)購入して選別する。
A71. 点検中 電解コンデンサーを全部(6個の大容量は除く)オーディオ用に交換。
A72. 点検中 使用する電解コンデンサーの比較。
          原則電源回りにKZを使用しますが、大きさ・電気性能が異なるので、使用出来ない場所があります
          左=nichiconKZ、中=nichiconFG(FinGold)、右=nichiconFX
A81. 点検中 SP接続リレー比較 左=着いていた7A、 右=交換する10A
A91. 点検中 左右側板、デコラメラミン)化粧板の表が剥げている。  
A92. 点検中 左右側板、拡大。 
A93. 点検中 右側板後、デコラメラミン)化粧板の表が剥げている。 
A94. 点検中 右側板後、拡大。 
AA1. 点検中 大型電解コンデンサー、液漏れなし。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 後パネルを倒し、修理中。
C11. 修理前 EQ基板
C12. 修理後 EQ基板 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー17個交換
C13. 修理前 EQ基板裏
C14. 修理後(ハンダ補正) EQ基板裏  全ての半田をやり修す、セラミックコンデンサー2個追加。
C15. 完成EQ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 Tape入出力RCA端子。直に付けるので不要。
C31. 修理前 メインAMP入力端子。直に付けるので不要。
C41. 修理前 入出力RCA端子郡。
C411. 修理中  RCA端子を外した後パネル裏の接点復活剤の塗布跡。
C42. 修理後 入出力RCA端子郡、テフロン絶縁製に交換。
C43. 修理前 XLR入力端子裏配線。アース端子が未接続。
C44. 修理後 XLR入力端子裏配線。アース端子はしっかり配線。
C50. 修理中 前面パネルを取り外して修理中
C51. 修理中 パネル取り外す SWの固定ネジが半分!
C52. 修理中 パネル取り外す SWの固定ネジが半分!
C53. 修理後 前パネル取り付け前 白いネジが増やした物
                   このケチった「ネジ」で会社は利益が増すが、その分信用は減る
C61. 修理前 コントロールT基板
C62. 修理後 コントロール基板T 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個。 電解コンデンサー14個、半固定VR4個交換。
C63. 修理前 コントロール基板T裏
C64. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板T裏  全ての半田をやり修す、セラミックコンデンサー4個追加。
C65. 完成コントロール基板T裏 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 コントロール基板U
C72. 修理後 コントロール基板U 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
           電解コンデンサー10個交換
C73. 修理前 コントロール基板U裏
C74. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板U裏、 セラミックコンデンサー2個追加。
C75. 完成コントロール基板U裏 洗浄後防湿材を塗る、抵抗2本追加。。
C81. 修理前 入力切り替えSW基板
C82. 修理前 入力切り替えSW基板裏
C83. 修理(ハンダ補正)後 入力切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
C84. 完成入力切り替えSW基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 TAPE切り替えSW基板
C92. 修理前 TAPE切り替えSW基板裏
C93. 修理(ハンダ補正)後 TAPE切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
C94. 完成TAPE切り替えSW基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 REC−OUT出力切り替えSW基板
CA2. 修理前 REC−OUT出力切り替えSW基板裏
CA3. 修理(ハンダ補正)後 REC−OUT出力切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
CA4. 完成REC−OUT出力切り替えSW基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 メインVR基板
CB2. 修理前 メインVR基板裏
CB3. 修理(ハンダ補正)後 メインVR基板裏  全ての半田をやり修す
CB4. 完成メインVR基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CB5. VR清掃 カシメ構造なので、ここまで
CC1. 修理前 イヤーホーンジャック基板 & SP選択SW、電源表示LED基板。
CC2. 修理前 イヤーホーンジャック基板裏 & SP選択SW、電源表示LED基板裏。
CC3. 修理(ハンダ補正)後 イヤーホーンジャック基板裏 & SP選択SW、電源表示LED基板裏。
CC4. 完成イヤーホーンジャック基板裏 & SP選択SW、電源表示LED基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理中 ツマミの接着剤が経年劣化で取れる。
CE0. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板+SP接続端子
CE1. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板
CE2. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板 リレー2個、電解コンデンサ−11個、フイルムコンデンサー2個交換
CE3. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏
CE4. 修理(ハンダ補正)後 SP接続リレー&プロテクト基板裏  全ての半田をやり修す
CE5. 完成SP接続リレー&プロテクト基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理前 SP接続端子。
CF11. 修理中  SP接続端子を外した後パネル裏の接点復活剤の塗布跡。 
CF2. 修理後  SP接続端子、手持ち中国製に交換。 
CG1. 修理前 右側終段ブロック
CG2. 完成右側終段ブロック
CG3. 修理前 右側終段基板
CG31. 修理前 右側終段基板 電解コンデンサーのブレ止めに使用した接着剤が抵抗やTR(トランジスター)の端子を腐食させている。
CG32. 修理後 右側終段基板 固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
CG33. 修理前 右側終段基板 電解コンデンサーのブレ止めに使用した接着剤が抵抗やTR(トランジスター)の端子を腐食させている−2。
CG34. 修理後 右側終段基板 固定用の接着材2を取り除いて、防湿材を塗る−2。
CG4. 修理後 右側終段基板 半固定VR4個、ドライブTR(トランジスター)4個、電解コンデンサ−16個、抵抗3本交換
CG5. 修理前 R側終段基板裏
CG6. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏  全ての半田をやり修す、セラミックコンデンサー2個追加。
CG7. 完成右側終段裏 洗浄後防湿材を塗る。
CG8. 修理前 右側FET(電界効果トランジスター)
CG9. 修理(交換)後 右側FET(電界効果トランジスター)、マイカー絶縁シートをテフロンシートに交換する。
CH1. 修理前 左側終段ブロック
CH11. 修理前 左側終段ブロック 焼損FET(電界効果トランジスター)跡。 放熱シリコンもパサパサ!
CH2.完成左側終段ブロック
CH3. 修理前 左側終段基板
CH31. 修理前 左側終段基板 電解コンデンサーのブレ止めに使用した接着剤が抵抗やTR(トランジスター)の端子を腐食させている。
CH32. 修理後 左側終段基板 固定用の接着材2を取り除いて、防湿材を塗る。
CH33. 修理前 左側終段基板 電解コンデンサーのブレ止めに使用した接着剤が抵抗やTR(トランジスター)の端子を腐食させている−2。
CH34. 修理後 左側終段基板 固定用の接着材2を取り除いて、防湿材を塗る。
CH35. 修理中 左側終段、FET(電界効果トランジスター)が焼損!  8個全滅!
CH4. 修理後 左側終段基板 半固定VR4個、ドライブTR(トランジスター)4個、電解コンデンサ−16個、抵抗2本交換。
CH5. 修理前 左側終段基板裏
CH51. 修理前 左側終段基板裏 焼損FET(電界効果トランジスター)。
CH6. 修理(半田補正後)後 左側終段基板裏  全ての半田をやり修す、セラミックコンデンサー2個追加。
CH7. 完成左側終段裏 洗浄後防湿材を塗る。
CH8. 修理前 左側FET(電界効果トランジスター)
CH9. 修理(交換)後 左側FET(電界効果トランジスター)、マイカー絶縁シートをテフロンシートに交換する。
CJ1. 修理前 電源基板
CJ2. 修理後 電源基板 電解コンデンサ−4個交換
CJ3. 修理前 電源基板裏
CJ4. 修理後(ハンダ補正) 電源基板裏  全ての半田をやり修す、写真では5ヶ所残っているが、この跡補正。セラミックコンデンサー2個追加。
CJ5. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CK1. 修理前 電源コード取り付け。 
CK2. 修理中 電源コードを取り、穴を拡大する。ハンドルールなので時間がかかる。
CK3. 修理後 3Pインレットに交換。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
CK4. 修理後 3Pインレット裏の配線。 しっかりとアースを取る。
CL1. 修理前 大型電解コンデンサー、液漏れなし。
CL2. 修理後 大型電解コンデンサー、液漏れなし。フイルムコンデンサー4個追加。
CM1. パネル清掃
CN1. 交換部品
CO1. 修理前 上から
CO2. 修理後 上から
CO3. 修理前 下から
CO4. 修理後 下から
P. 測板の修理。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
P1. 修理前 左右側板、デコラメラミン)化粧板の表が剥げている。 
P2. 修理(接着)後 左右側板。
P3. 修理前 左右側板、拡大。 
P4. 修理(接着)後 左右側板、拡大。 
P5. 修理(接着)中 左右側板、接着中。 
P6. 修理前 左側板後、デコラメラミン)化粧板の表が剥げている。 
P7. 修理前 左側板後、拡大。 
P8. 修理(接着)後 左側板後。 
P9. 修理(接着)中 左側板後、接着中。 
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. CD_50Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0044%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0046%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. CD_100Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0045%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0045%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. CD_500Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0082%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0085%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. CD_1kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0082%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0085%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. CD_5kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0184%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0174%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E16. CD_10kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.01080%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0159%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. CD_20kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0147%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0156%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E21. MM_50Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0101%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0100%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM_100Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0152%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0151%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM_500Hz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0109%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0181%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM_1kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0137%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0101%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM_5kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0172%歪み。
                左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0192%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E26. MM_10kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0157%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0166%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM_20kHz入力、右側SP出力電圧30V=112W出力、 0.0221%歪み。
                 左側SP出力電圧30V=112W出力、 0.037%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. 完成、綺麗なお尻で帰ります。
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. Sansui AU−α907iMOSLimited の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 インテグレーテッドアンプ Sansui AU−α907iMOSLimited
パワーアンプ部
実効出力(10Hz〜20kHz、両ch同時作動) 6Ω=100W+100W、 8Ω=80W+80W
全高調波歪率(実効出力時) 0.01%以下(8Ω)
周波数特性(1W) DC〜300kHz、+0 -3dB
混変調歪率 0.01%以下(8Ω)
ダンピングファクター 150(8Ω)
入力感度/インピーダンス 1V/5kΩ(1kHz)
SN比(Aネットワーク) 120dB以上
ダイナミックパワー 6Ω=100W、 4Ω=130W、 2Ω=170W
TIM歪(SAWTOOTH) 測定限界値以下
スルーレイト 200V/μsec
ライズ・タイム 0.5μsec
プリ・アンプ部
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=300μV/100Ω
CD、Tuner、Line、Tape/DAT1・2=150mV/20kΩ
Phono最大許容入力 MM(THD 0.01%)=250mV
MC(THD 0.1%)=25mV
周波数特性(1W) Phono MM=20Hz〜20kHz、±0.2dB
CD、Tuner、Line、Tape/DAT-1・2=DC?300Hz、+0 -3dB
SN比(Aネットワーク) Phono MM=90dB以上
Phono MC=75dB以上
CD、Tuner、Line、Tape/DAT-1・2=110dB以上
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス 50Hz=+4dB
10kHz=+3dB
総 合
定格消費電力 280W
外形寸法 幅466×高さ166×奥行453mm
重量 34.0kg
価格 410,000(1994年発売)
                     a907imos-641
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