| Sansui TAC−505 修理記録 | 
    
    
      | 平成13年9月修理完了 | 
    
    
      A.修理前の状況 
       電源投入時「ガリガリ」という音が出る、時々片チャンネルしか出なくなる。 
       ツマミ等を回した時ノイズが出る、「サーーーー」というノイズが出っ放し。 
       ステレオ・モノ切り替えスイッチが折れている。 
       
      B.原因 
       メインAMPのTR(トランジスター)劣化 
       フラットAMP、イコライザ−AMPのTR(トランジスター)の劣化 
       チューナ感度不足 
       
      C.修理状況 
       メインAMPのTR(トランジスター)4個交換 
       フラットAMPのTR(トランジスター)10個交換、 
       イコライザ−AMPのTR(トランジスター)4個交換 
       チューナ部高周波増幅FET(電界効果トランジスター)交換 
       チューナ調整 
       配線手直し、補強 
       経年劣化による各部ハンダ補正 
       
      D.使用部品 
       バランス、バイアス調整用 半固定VR    4個 
       フラットAMP、イコライザ−AMP TR(トランジスター) 18個 
       コンデンサー  4個 
       
      E.修理費   15400円     通常修理。 
       
       
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      | 1.清掃後、前上から見た全体 | 
    
    
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      | 2.コントロールAMPのTR(トランジスター)交換 | 
    
    
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      3.チューナの高周波増幅FET(電界効果トランジスター)交換、高周波回路なので最短距離にする。 
        アルプス社の製品です。 | 
    
    
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      | 4.前下から見た全体 | 
    
    
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      | 4.ドライブAMPのTR(トランジスター)交換 | 
    
    
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      5.修理前のLOWフイルターSW周りの配線 
        何方かが修理された物、「イモハンダ」の代表作です。 | 
    
    
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      | 6.修理後のLOWフイルターSW周りの配線、しっかりとハンダ付けする | 
    
    
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      | 7.取り付け後のLOWフイルターSW周りの配線 | 
    
    
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      | 8.取り付け後前から見たSW周り、ツマミが1個付けるの忘れてる。 | 
    
    
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      | 9.経年でシリコンが流れ落ち、放熱の悪い終段TR(トランジスター) | 
    
    
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      | 10.シリコングリスを均一に塗り取り付ける。終段TR(トランジスター)の取り付け。 | 
    
    
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      11.チューナ部10.7MHZ IF段の調整TR(トランジスター)1個交換 
         経年変化で大分ずれている。 | 
    
    
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      | 12.RF(高周波)段の調整FET(電界効果トランジスター)(電界トランジスター)1個交換、トラッキング調整 | 
    
    
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      | 13.SP端子からの、RLの音楽出力波形、縦目盛りは上下とも10V/Cm | 
    
    
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      14.修理完了 
         AMPとチューナだから、結構大変でした。 | 
    
    
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      15..30分の定格出力実働確認、そして引き続き24時間エージング。 
          山水を代表する丸いダイヤルにそれぞれの思いが読みとれる。明日は退院です。 
          左は弟のAU−555 | 
    
    
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