FM Acoustics FM801 修理
平成14年9月22日到着 9月26日完成
A. 修理前の状況
  • 左より、「ポップノイズ」音が時々でる。

B. 原因
  • 経年変化による半田不良

C. 修理状況
  • 電源基板修理
    ドライブAMPの修理
    電解コンデンサー交換
    配線手直し、補強
    経年劣化による各部ハンダ補正

D. 使用部品
  • 半固定VR
    電解コンデンサー
    配線手直し、補強
    抵抗

E. 調整・測定

F. 修理費  38,000円   通常修理。

G. 再修理

S. FM Acoustics FM801A の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A1. 修理前の出力測定
     42V=220W  歪み率=0.13% 1000HZ
A2. 修理前 その時の本体レベル・メーター=PEAKレベルに成っている=良心的な調整です
A3. 入力無しでの雑音=10mV
A4. 修理前 ドライブAMPのコレクター電流 発振している
      原因はバイパスパス・コンデンサーの容量抜け
A5. 修理前 ドライブ基板をとり、終段TR(トランジスター)部
A6. 修理前 吐き出し口のスポンジ、熱で「ボロボロ」になっている
A7. 修理前 ドライブAMP基板 左真ん中が初段モジュール
A8. 修理前 ドライブAMP基板裏
C. 修理状況
C1. 電源ランプ、VUメータ(LED表示)修理、フロントパネルを外す
C2. 電源ランプ交換 表からは交換出来ない 
C3. 修理前 VUメータ(LED表示)基板
C4. 修理後 VUメータ(LED表示)基板
C5. 修理前 VUメータ(LED表示)基板 裏
C6. 修理(半田補正)後 VUメータ(LED表示)基板裏
C7. 修理前 ドライブAMP基板
C8. 修理後  ドライブAMP基板 左真ん中が自慢の初段モジュール
C9. 修理前のドライブAMP基板裏
C10. 修理(半田補正)後のドライブAMP基板裏
C11. 完成
C12. 交換部品、調整品
E. 測定・調整。
E1. 出力/歪み測定・調整。
E2. SP出力電圧46V=264W、 015%歪み率 1000HZ。
E3. SP出力電圧46V=264W、 0.11%歪み率 400HZ。
E4. PEAKLEDが消えるレベル見る
E5. その時の出力 40V=200W、 0.1%歪み率 400HZ。
E6. 完成、後ろから見る
E7. 完成
G. 再修理
    左音が出ない、右ハムがでる
         原因は、基板が取り付け金具に触れていた、為
G1. 基板取り付けのネジが低い 、左=修理前  右、後ろ=修理後
G2. 基板の設計が悪く、取り付けのネジラインに半田盛りがある
G3. 基板取り付けのネジを十分に、かい物をする
S. FM Acoustics FM801A の仕様(マニアルより)
型式 メインアンプ FM800A
出力(r.m.s、チャンネル当り) 2Ω=850W、4Ω=600W、 8Ω=400W
周波数特性(50W出力時) 5Hz〜300kHz -3dB
高調波歪率 0.5%以下(20Hz〜20kHz)
IM歪率(定格出力時) 0.25%以下(60:7kHz=4:1、Phono入力)
SN比 Phono=57dB
Tuner、Tape=75dB
ダンピングファクター 最大 800
入力感度 0.8V/4〜5kΩ
モード stereo、mono、null
消費電力 無音時=250W
30%出力時=700W
最大出力時=2500W
外形寸法 幅483×高さ110×奥行254mm
重量 29kg
                 fmacc-p
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