HMA−9500. 9台目 修理記録
平成14年9月22日持込   1月22日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません

    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
  • A. 修理前の状況
       プロテクト解除しない

  • B. 原因
       経年変化による劣化
       安全抵抗判断線

  • C. 修理状況
       初段FET(電界トランジスター)
       SP接続リレ−交換
       バイアス/バランスVR交換
       TR(トランジスター)
       プリント基板補修
       電解コンデンサー交換
       抵抗交換
       配線手直し、補強

  • D. 使用部品
      初段FET(電界効果トランジスター)   2個
      SP接続リレー                 2個
      TR(トランジスター)             14個
      電解コンデンサー               8個
      バイアス/バランス半固定VR       4個
      フューズ入り抵抗               20個
      抵抗                       6個

  • E. 調整・測定

  • F. 修理費   40,000円   通常修理。
                         お馴染み様価格=3台目より。

  • S. HITACHI Lo−D HMA−9500 の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
  
外観=目印「B」を付けて有ります
A1. 修理前 R側ドライブ基板の曲がりを測定
     熱で、曲がった基盤 この力で半田不良が生じる原因の一つです
A2. 修理前 R側ドライブ基板
     熱でコンデンサーの黒いビニールが後退しています
C. 修理状況
C1A. 修理前 Rドライブ基板
C1B. 修理後 Rドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗も全部交換 全電解コンデンサー交換
C1C. 修理前 Rドライブ基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 Rドライブ基板裏  全ての半田をやり修す
C2A. 修理前 Lドライブ基板
C2B. 修理後 Lドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗も全部交換 全電解コンデンサー交換
C2C. 修理前 Lドライブ基板裏
C2D. 修理(半田補正)後 Lドライブ基板裏 全ての半田をやり修す
C3A. 修理後 R側 終段FET(電界トランジスター)取り付、シリコンを十分塗り取り付ける
C3B. 修理後 L側 終段FET(電界トランジスター)取り付、シリコンを十分塗り取り付ける
C4A. 修理前 電源基盤
C4B. 修理後 電源基盤 電解コンデンサー5個交換 
C4C. 修理後 電源基盤裏
C4D. 修理(半田補正)後 電源基盤裏  全ての半田をやり修す
C6. 交換した部品
E. 調整・測定
E1. 出力/歪み率測定・調整
E2A. L側、31V=120W出力 0.1%歪み 1000HZ
E2. L側、31V=120W出力 0.1%歪み 400HZ
E2C. R側、31V=120W出力 0.1%歪み 1000HZ
E2D. R側、31V=120W出力 0.1%歪み 400HZ
E3. 完成 下から見る
E4.  24時間エージング
                       ha95009o
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