Musical Fidelity A-1000. 2台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||
平成15年6月9日到着 7月19日完成 | ||||||||||||||||||||||||||
このAMPはSP接続リレーが装備されておりません。 電源入/切り時にSPに直流が流れます、ネットワークを装備していないSPを接続する時は、十分注意してください。 |
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A. 修理前の状況。
B. 原因。
C. 修理状況。
D. 使用部品。
E. 調整・測定。 F. 修理費。 149,000円 オーバーホール修理 S. MusicalFidelity A−1000. の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 A1. 点検中 電源部を上から見る。 せっかく価格が高く、性能の良い「トロイダルトランス」を使用しているのに、 2次巻き線にラッシュカーレント防止抵抗(48×2=96オーム)が入れてある。 これでは、EIコアーのトランスで十二分! しかも巻き線はRL共通。 |
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A2. 点検中 電源供給コネクター、外皮が後退している | ||||||||||||||||||||||||||
A3. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
A4. 点検中 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||
A5. 点検中 この隙間から、アース端子に半田する=職人芸 | ||||||||||||||||||||||||||
A6. 点検中 SP端子 | ||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況 C1A. 修理前 電源部を上から見る |
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C1A1. 修理中 電源部電源SW 雑音防止コンデンサー焼損している 上の写真(C1A)の様に絶縁チューブの中にあり、取り付け方法も良くない |
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C1A2. 修理中 電源部電源SW 焼損雑音防止コンデンサーの拡大 | ||||||||||||||||||||||||||
C1A3. 修理中 電源部内部の電線接続、前の不要の電線が取り除いてない! | ||||||||||||||||||||||||||
C1A4. 修理後 電源部内部の電線接続 十分に絡め半田を流し込む | ||||||||||||||||||||||||||
C1B. 修理・改造後。 電源部上から見る、リレーによる電源入り切り、およびラッシュカーレント抑制回路新設。 電源部にリレーを2個新設=真ん中下に見える物。 トロイダル・トランスを使用しているので、「2段階(steps)」に電源を投入する。 右端=ラッシュ・カーレント(突入電流)防止用セメント抵抗。 |
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C2A. 修理前 電源供給コネクター、外皮が後退している | ||||||||||||||||||||||||||
C2B. 修理中 電源供給コネクター、クランプは外皮に噛ませる | ||||||||||||||||||||||||||
C2C. 修理後 電源供給コネクター | ||||||||||||||||||||||||||
C3A. 修理前 R側整流基板 | ||||||||||||||||||||||||||
C3B. 修理後 R側整流基板 電解コンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||||||
C3C. 修理前 R側整流基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||
C3D. 修理(半田補正)後 R側整流基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||
C3E. 完成R側整流基板裏 洗浄後。セラミックコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||
C4A. 修理前 L側整流基板 | ||||||||||||||||||||||||||
C4B. 修理後 L側整流基板 電解コンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||||||
C4C. 修理前 L側整流基板 裏 | ||||||||||||||||||||||||||
C4D. 修理(半田補正)後 L側整流基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||
C4E. 完成L側整流基板裏 洗浄後。セラミックコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||
C5A. 修理前 R側メインAMP基板 | ||||||||||||||||||||||||||
C5B. 修理後 R側メインAMP基板 電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||
C5C. 修理前 R側メインAMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||
C5D. 修理(半田補正)後 R側メインAMP基板裏、 全ての半田をやり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||
C5E. 完成R側メインAMP基板裏 洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||
C6A. 修理前 L側メインAMP基板 | ||||||||||||||||||||||||||
C6B. 修理後 L側メインAMP基板 電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||
C6C. 修理前 L側メインAMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||
C6D. 修理(半田補正)後 L側メインAMP基板裏、 全ての半田をやり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||
C6E. 完成L側メインAMP基板 洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||
C7A. 修理前 プリ基板 | ||||||||||||||||||||||||||
C7B. 修理後 プリ基板 電解コンデンサー29個、リレー1個、フイルムコンデンサー16個交換 | ||||||||||||||||||||||||||
C7C. 修理前 プリ基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||
C7D. 修理(半田補正)後 プリ基板裏、 全ての半田をやり直す。 | ||||||||||||||||||||||||||
C7E. 完成プリ基板裏 洗浄後 | ||||||||||||||||||||||||||
C8A. 修理前 入力・出力RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||
C8B. 修理中 入力・出力RCA端子 半田吸い取り線で補強 | ||||||||||||||||||||||||||
C8C. 修理後 入力・出力RCA端子 半田吸い取り線で補強+さらにホットボンドで補強 | ||||||||||||||||||||||||||
C9A. 修理前 電源SW 何とメインAMPの供給電圧を入切している、プリAMPの電源は入りっぱなし! 改造後、このSWはリレーの入り切りのみ |
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C9B. 修理後 電源SW周り配線 | ||||||||||||||||||||||||||
CAA. 修理前 SP接続端子 普通は内側をアース端子にするのですが! | ||||||||||||||||||||||||||
CAB. 修理前 SP接続端子 | ||||||||||||||||||||||||||
CB. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||||
CCA. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
CCB. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
CCC. 修理前 メイン基板を取り上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
CCD. 修理後 メイン基板を取り上から見る | ||||||||||||||||||||||||||
CDA. 完成 前から見る | ||||||||||||||||||||||||||
CDB. 完成 後から見る | ||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定。 E1. 出力/歪み率測定・調整。 <見方> 下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)。 下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)。 下右=周波数計。 上左=SP出力の歪み率測定、 左メータ=L出力、右メータ=R出力。 上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力。 上右=SP出力波形オシロ、 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力)。 |
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E2A. R−SP出力 16V=32W 0.06%歪み率 AUX入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E2B. L−SP出力 16V=32W 0.06%歪み率 AUX入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E2C. R−SP出力 16V=32W 0.06%歪み率 AUX入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E2D. L−SP出力 16V=32W 0.065%歪み率 AUX入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E3A. R−SP出力 16V=32W 0.06%歪み率 MM入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E3B. L−SP出力 16V=32W 0.065%歪み率 MM入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E3C. R−SP出力 16V=32W 0.065%歪み率 MM入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E3D. L−SP出力 16V=32W 0.07%歪み率 MM入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E4A. R−SP出力 16V=32W 0.08%歪み率 MC入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E4B. L−SP出力 16V=32W 0.08%歪み率 MC入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E4C. R−SP出力 16V=32W 0.08%歪み率 MC入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E4D. L−SP出力 16V=32W 0.08%歪み率 MC入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||
E5. 完成 24時間エージング | ||||||||||||||||||||||||||
S. MusicalFidelity A−1000. の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||
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