PRA−2000Z. 2台目修理記録
同時修理機器 HMA−9500mkU. 45台目 平成23年6月15持ち込   11月4日完成
注意 このAMPはPRE−OUT/REC端子出力にDCが出る事が有ります。
    よって、メインAMPに、DC入力が有る場合、これを使用しないように! HMA−9500やB-2301等
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理。
AA. ユーザがオークションで購入した部品取り用PRA−2000Zの点検(別ファイルが開きます)

T.修理前点検測定

B. 原因・現状
  • 経年変化による各部劣化あり。

C. 修理状況
  • 全電解コンデンサー交換。
    半固定VR交換。
    リード・リレー交換。
    抵抗交換。
    フイルムコンデンサー。
    OP-AMP交換。
    TR(トランジスター)交換
    FET(電解トランジスター)交換

D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー          104個(ニチコン・ミューズ使用)。
    半固定VR                       4個。
    リード・リレー                      9個。
    抵抗                           2個。
    フイルムコンデンサー                12個。
    OP-AMP                        1個。
    TR(トランジスター)                   8個
    FET(電解トランジスター)              2個

E. 調整・測定

X. 上位測定器による 調整・測定

F. 修理費        115,000円
                オーバーホール修理
                お馴染み様価格=3台目より

S. DENON PRA−2000Z の仕様(マニアル・カタログより)
A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 右から見る
A14. 点検中 後から見る
A15. 点検中 後左から見る
A16. 点検中 左から見る
A17. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 上・下蓋を取り、上から見る
A32. 点検中 電源周りの埃。
A33. 点検中 電解コンデンサーの頭のビニールが膨れている。
A41. 点検中 上下蓋を取り、下から見る
A42. 点検中 スライドSW連動帯の埃、駆動用帯ステンレスが切れる恐れ有り。
A43. 点検中 スライドSWやVRの埃、接点復活材を使用して、拭き取らないのが原因?
A44. 点検中 電解コンデンサーの頭のビニールが膨れている。
A51. 点検中 上木ケース裏に貼られた薄 銅板、残念ながら本体のシャシに接続無。
A52. 点検中 上木ケース裏に貼られた薄 銅板、右側。
A53. 点検中 上木ケース裏に貼られた薄 銅板、左側。
A54. 点検中 上木ケース裏に貼られた薄 銅板、後側。
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定。
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)。   下段中右上=周波数計。
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定。 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力。(交流電圧が5V以上の場合1/10のATTが入ります)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
T21. 出力電圧1V 歪み率=0.14%(測定レンジ=0.3%) AUX入力 1000HZ
T22. 出力電圧1V 歪み率=0.1%(測定レンジ=0.3%) AUX入力 400HZ
T31. 出力電圧1V 歪み率=0.25%(測定レンジ=0.3%) PHONO3(MM入力) 1000HZ
T32. 出力電圧1V 歪み率=0.25%(測定レンジ=0.3%) PHONO3(MM入力) 400HZ
T41. 出力電圧1V 歪み率=0.27%(測定レンジ=0.3%) PHONO2(MC入力) 1000HZ
T42. 出力電圧1V 歪み率=0.2%(測定レンジ=0.3%) PHONO2(MC入力) 400HZ
T51. 出力電圧1V 歪み率=0.28%(測定レンジ=0.3%) PHONO1(MCトランス入力) 1000HZ
T52. 出力電圧1V 歪み率=0.3%(測定レンジ=0.3%) PHONO1(MCトランス入力) 400HZ
C. 修理状況 C11. 修理中 基板を全て取り除いたシャーシを上から見る
C112. 修理中 基板を固定するスポンジは変成して、固形化している、EQ−HEAD-AMP基板取り付け場所。
C113. 修理後 基板を固定するスポンジ交換、EQ−HEAD-AMP基板取り付け場所。
C114. 修理中 基板を固定するスポンジは変成して、固形化している、電源・コントロール基板取り付け場所。
C115. 修理中 基板を固定するスポンジは変成して、固形化している、電源基板取り付け場所。
C116. 修理後 基板を固定するスポンジ交換、電源基板取り付け場所。
C121. 修理中 基板を全て取り除いたシャーシを下から見る
C122. 修理中 基板を固定するスポンジは変成して、固形化している、EQ−AMP基板取り付け場所。
C123. 修理後 基板を固定するスポンジ交換、EQ−AMP基板取り付け場所。
C124. 修理後 基板を固定するスポンジ交換、電源・コントロール基板取り付け場所。
C21. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板 左=MM 中=MC 右=トランス使用MC 上右端がMC−トランス
C22. 修理後 EQ−HEAD-AMP基板  電解コンデンサ−28個、リレー3個交換
C221. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板のRCA端子
C222. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板のRCA端子裏
C223. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板のRCA端子 半田吸い取り線で補強
C224. 修理後 EQ−HEAD-AMP基板のRCA端子 半田吸い取り線で補強+さらにホットボンドで補強
C23. 修理前 EQ−HEAD-AMP基板裏
C232. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板裏  ハンダ不良ヶ所
C233. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板裏  ハンダ不良ヶ所2
C234. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板裏  ハンダ不良ヶ所3
C235. 修理中 EQ−HEAD-AMP基板裏 ハンダ不良ヶ所 折角のアースラインも効き目が無い
C236. 修理中 EQ−AMP基板裏 曲げる方向が悪く隣の銅箔に?
C24. 修理(半田補正)後 EQ−HEAD-AMP基板裏  全ての半田をやり修す
C25. 完成EQ−HEAD-AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 EQ−AMP基板
C32. 修理後 EQ−AMP基板 電解コンデンサ−18個、リードリレー4個、半固定VR2個交換
C321. 修理前 EQ−AMP基板のRCA端子
C322. 修理前 EQ−AMP基板のRCA端子裏
C323. 修理中 EQ−AMP基板のRCA端子 半田吸い取り線で補強する
C324. 修理後 EQ−AMP基板のRCA端子 さらにホットボンドで補強
C33. 修理前 EQ−AMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 EQ−AMP基板裏  全ての半田をやり修す
C35. 完成EQ-AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 電源・コントロール基板
C42. 修理後 電源・コントロール基板  電解コンデンサー23個交換
C43. 修理前 電源・コントロール基板裏
C432. 修理前 電源・コントロール基板裏、リード線曲げ方向不良。
C434. 修理中 電源・コントロール基板裏  半田面積を増す
C44. 修理(半田補正)後 電源・コントロール基板裏  全ての半田をやり修す
C45. 完成電源・コントロール基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 電源・コントロール、リレー基板
C52. 修理後 電源・コントロール、リレー基板 電解コンデンサー1個、リードリレー2個交換
C53. 修理前 電源・コントロール基板、リレー基板裏
C61. 修理(半田補正)後 電源・コントロール基板 、リレー基板裏
C62. 完成電源・コントロール基板、リレー基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 清掃中 主VRの分解
C72. 清掃前 主VRの抵抗体摺動部。
C73. 清掃後 主VRの抵抗体摺動部。
C81. 修理前 電源基板
C82. 修理後 電源基板 電解コンデンサー10個交換、フイルムコンデンサー2個追加
C83. 修理前 電源基板裏
C832. 修理中 電源基板裏 熱を持つところは半田の劣化が早い、半田面積を増す
C84. 修理(半田補正)後 電源基板裏  全ての半田をやり修す
C85. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 バッファーAMP・SWコントロール基板
C92. 修理後 バッファーAMP・SWコントロール基板 電解コンデンサ−20個、半固定VR2個、TR(トランジスター)8個、FET(電解トランジスター)2個交換
C93. 修理前 バッファーAMP・SWコントロール基板裏 
C94. 修理(半田補正)後 バッファーAMP・SWコントロール基板裏
C95. 完成バッファーAMP・SWコントロール基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 バランスVR+プリセットセレクター基板
CA2. 修理前 バランスVR+プリセットセレクター基板裏
CA3. 修理(半田補正)後 バランスVR+プリセットセレクター基板裏  全ての半田をやり修す
CA4. 完成バランスVR+プリセットセレクター基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 NFB−AMP基板
CB2. 修理後 NFB−AMP基板 電解コンデンサ−4個交換
CB3. 修理前  NFB−AMP基板裏
CB4. 修理(半田補正)後  NFB−AMP基板裏
CB5. 完成NFB−AMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CC1.清掃前 バランスVR分解清掃 
CC2.清掃前 バランスVR、 主VRの抵抗体摺動部
CC3.清掃後 バランスVR、 主VRの抵抗体摺動部
CD2. 修理前 パネルLED表示基板
CD3. 修理前 パネルLED表示基板裏
CD4. 修理(半田補正)後 パネルLED表示基板裏
CD5. 完成パネルLED表示基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 合わせパネルなので、布にクリーナーを付けて清掃
CE2. パネル裏の接着材を補充しておく。
CE3. ツマミ清掃
CE4. パネルドアウエイトは修理不可。
CF1. 交換部品 
DG1. 修理前 上から
DG2. 修理後 上から
DG3. 修理前 下から
DG4. 修理後 下から
DG4. 修理中 木ケース銅板へのアース線。
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定
    「見方」。
   上段中 右側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
          VP−7723Bで増幅された物を分析していますので、レベルは相対的比較です。
          よって、測定条件が変わる場合は比較検討は無意味です
   下段中 左側出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A
E21. AUX、50Hz入力=R側出力電圧2V、 0.0017%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.0018%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX、100Hz入力=R側出力電圧2V、 0.0026%歪み。
                    L側出力電圧2V、 0.0025%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX、500Hz入力=R側出力電圧2V、 0.002%歪み。
                    L側出力電圧2V、 0.003%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX、1kHz入力=R側出力電圧2V、 0.002%歪み。
                  L側出力電圧2V、 0.003%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. AUX、5kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0023%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.0026%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. AUX、10kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0025%歪み。
                    L側出力電圧2V、 0.0028%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX、50kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0047%歪み。
                    L側出力電圧2V、 0.0058%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E28. AUX、100kHz入力=R側出力電圧2V、 0.014%歪み。
                    L側出力電圧2V、 0.013%歪み。
E29. AUX、1kHz入力=R側出力電圧11V、この上で飽和。 0.008%歪み。
                   L側出力電圧11V、この上で飽和。 0.008%歪み。
E31. PHONO−3、50Hz入力=R側出力電圧4V、 0.05%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.04%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. PHONO−3、100Hz入力=R側出力電圧4V、 0.08%歪み。
                         L側出力電圧4V、 0.09%歪み。
                        「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E33. PHONO−3、500Hz入力=R側出力電圧4V、 0.025%歪み。
                         L側出力電圧4V、 0.020%歪み。
                        「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. PHONO−3、1kHz入力=R側出力電圧4V、 0.026%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.021%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. PHONO−3、5kHz入力=R側出力電圧4V、 0.026%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.020%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E36. PHONO−3、10kHz入力=R側出力電圧4V、 0.026%歪み。
                         L側出力電圧4V、 0.020%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. PHONO−3、50kHz入力=R側出力電圧4V、 0.032%歪み。
                         L側出力電圧4V、 0.018%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E38. PHONO−3、100kHz入力=R側出力電圧4V、 0.048%歪み。
                          L側出力電圧4V、 0.025%歪み。
                        「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E41. PHONO−2(MC入力)は掲載省略。 測定値は「PHONO−3」と、「PHONO−1」の中間値。
E51. PHONO−1、50Hz入力=R側出力電圧4V、 0.28%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.23%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E52. PHONO−1、100Hz入力=R側出力電圧4V、 0.64%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.80%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E53. PHONO−1、500Hz入力=R側出力電圧4V、 0.69%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.86%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E54. PHONO−1、1kHz入力=R側出力電圧4V、 0.68%歪み。
                       L側出力電圧4V、 0.84%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E55. PHONO−1、5kHz入力=R側出力電圧4V、 0.116%歪み。
                       L側出力電圧4V、 0.116%歪み。
                      「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E56. PHONO−1、10kHz入力=R側出力電圧4V、 0.12%歪み。
                        L側出力電圧4V、 0.11%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E57. PHONO−1、50kHz入力=R側出力電圧4V、 0.12%歪み。
                         L側出力電圧4V、 0.099%歪み。
                       「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E58. PHONO−1、100kHz入力=R側出力電圧4V、 0.13%歪み。
                          L側出力電圧4V、 0.20%歪み。
                        「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
X. 上位測定器による 調整・測定
X1. 下のオーディオアナライザーでVP−7732A自動測定
X21. 入出力特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X22. 歪み率特性測定(AUX入力)
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X23. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最大
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X24. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最小
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X25. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter & HighFilter ON
        AUX入力端子へ150mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X31. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−3
      MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X32. 入出力特性測定(MC入力)=PHONO−2
     MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
X33. 入出力特性測定(MC TR入力)=PHONO−1
     MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
     高域100kHZから左右に差が出ているのは、入力トランスの特性でしょ
E5. 引き続き24時間エージング
  DENON PRA−2000Z の仕様(マニアルより)
型式 ステレオプリアンプ=PRA−2000Z
イコライザーアンプ部(PHONO IN〜REC OUT)
入力感度/インピーダンス PHONO-1 MC:0.1mV/40Ω  PHONO-2 MC:0.12mV/100Ω  PHONO-3 MM:2.5mV/47kΩ
最大許容入力 PHONO-1 MC:20mV 1kHz   PHONO-2 MC:24mV 1kHz    PHONO-3 MM:500mV1kHz
最大出力/定格出力 30V/150mV
全高調波ひずみ率 0.001% 1kHz 20V出力時(PHONO-1)...注=REC OUTが10Vにはなりません!
0.0015%以下 20Hz〜20kHz 3V出力時(PHONO-2&3)...注=REC OUTが3Vにはなりません!
RIAA偏差 PHONO-1 MC=20Hz〜100kHz ±0.2dB  PHONO-2 MC=20Hz〜100kHz ± 0.2dB
PHONO-3 MM=10Hz〜100kHz ±0.2dB
SN比 PHONO-1 MC=80dB(入力0.25mV時、Aカーブ・ウェイティング)
PHONO-2 MC=75dB(入力0.25mV時、Aカーブ・ウェイティング)
PHONO-3 MM=90dB(Aカーブ・ウェイティング)
ハイレベルアンプ部(AUX IN〜REC OUT)
入力感度/インピーダンス TUNER、DAD、AUX、TAPE(P.B-1&2):150mV/47kΩ
最大出力/定格出力 12V/1.0V
全高調波ひずみ率 0.0015%以下 20Hz〜20kHz、4V出力時
周波数特性 1Hz〜300kHz +0/-3dB 10Hz〜100kHz +0/-3dB
SN比 105dB(Aカーブ・ウェイティング)
セパレーション 20Hz:100dB、1kHz:75dB、20kHz:65dB
ゲイン 16.5dB
ミューティング -20dB(LED点灯指示)
フィルター HIGH:7kHz、6dB/oct LOW(サブソニック):16Hz、6dB/oct
トーンコントロ−ル TREBLE:±8dB/10kHz BASS:±8dB/100Hz
消費電力 63W(電気用品取締法による)
外形寸法 W462×H145×D385mm(つまみ類、足の高さ含む)/10.6kg
重量 10.6kg
付属品 低容量接続コード1本
標準価格 250,000円、1984年2月
                      pra2000-245
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
  Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved.