| HMA−9500mkU. 47台目 修理記録 | 
| 44台目も同じユーザ 平成23年8月31日到着 10月20日完成 | 
| 注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照  | 
    
A. 修理前の状況
 B. 原因 
 
 
 F. 修理費 100,000円 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)  | 
    
| A. 修理前の状況 A11. 点検中 前から見る  | 
    
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| A12. 点検中 前右から見る | 
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| A13. 点検中 右から見る | 
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| A14. 点検中 後から見る | 
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| A15. 点検中 後左から見る | 
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| A16. 点検中 左から見る | 
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| A17. 点検中 上から見る | 
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| A21. 点検中 下から見る | 
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| A22. 点検中 下前から見る | 
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| A23. 点検中 下前左から見る | 
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| A24. 点検中 下後から見る | 
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| A25. 点検中 下後右から見る | 
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| A31. 点検中 下から見る | 
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| A32. 点検中 電源トランスの詰め物を見る、使用時間が短いのか、焼けが全く無い。 | 
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| A33. 点検中 電源SW、規格の解らない接点の流用は危険です、遮断容量が少ないと接点の融着の件があります。 | 
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| A41. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V | 
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| A42. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V | 
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| A51. 点検中 交換するSP接続端子 | 
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| T. 修理前点検測定 T1. 出力・歪み率測定。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」  | 
    
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| T21. R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 50HZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 50HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| T22. R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 100HZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| T23. R側SP出力電圧20V=113W出力、 0.2%歪み、 500HZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 500HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| T24. R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.2%歪み、 1kHZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 1kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| T25. R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.2%歪み、 5kHZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 5kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| T26. R側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 50kHZ、シャッタ・タイミング・ミス? FFT出力無し。 L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 50kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。  | 
    
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| T27. R側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100kHZ。 L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1MHz。  | 
    
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| T28. R側SP出力電圧27V=91W出力、 1.1%歪み、 150kHZ。 L側SP出力電圧27V=91W出力、 1.1%歪み、 150kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1MHz。 寄生振動開始!!  | 
    
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| T3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 | 
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| C. 修理状況 C11. 修理前 R側ドライブ基板  | 
    
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| C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換  | 
    
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| C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 | 
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| C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | 
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| C15. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後 | 
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| C16. 再修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 | 
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| C17. 再修理後 R側ドライブ基板裏完成。 | 
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| C21. 修理前 L側ドライブ基板 | 
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| C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換  | 
    
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| C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 | 
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| C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | 
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| C25. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る | 
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| C26. 再修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 | 
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| C27. 再修理後 L側ドライブ基板裏完成。 | 
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| C31. 修理前 R側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C32. 修理中 R側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。  | 
    
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| C33. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C34. 修理前 L側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C35. 修理中 L側終段FET(電界効果トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー。 熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、 2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。  | 
    
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| C36. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター) | 
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| C41. 修理前 RLモジュール。 | 
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| C42. 修理前 RLモジュール裏。 | 
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| C43. 修理後 RLモジュール裏。 TR(トランジスター)交換後軽くラッカーを吹きました。 | 
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| C51. 修理前 電源基板。 | 
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| C512. 修理前 電源基板、 半田屑。 | 
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| C513. 修理中 電源基板、 交換された電解コンデンサーが足長おじさん。 | 
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| C52. 修理中 電源基板、電解コンデンサー固定用の接着材が取り除かれていない、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。 | 
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| C53. 修理中 電源基板、電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いた所。 | 
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| C54. 修理後 電源基板 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換 | 
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| C55. 修理前 電源基板裏 | 
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| C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする(透明色なので解りにくい)。 | 
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| C57. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る | 
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| C58. 修理中 絶縁シート、焼け跡少ない。 | 
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| C61. 修理前 RCA端子 | 
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| C62. 修理中 RCA端子取り付け穴。 | 
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| C63. 修理後 RCA端子 WBT−0201 使用。 | 
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| C64. 修理前 入力RCA端子裏 | 
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| C65. 修理前 入力RCA端子基板 | 
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| C66. 修理前 入力RCA端子基板裏 | 
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| C67. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す フイルムコンデンサー2個増設  | 
    
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| C68. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る | 
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| C71. 修理前 R−SP端子 | 
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| C72. 修理中 R−SP接続端子穴加工前 | 
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| C73. 修理中 R−SP接続端子穴加工後 | 
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| C74. 修理(交換)後 R−SP端子 | 
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| C81. 修理前 L−SP端子 | 
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| C82. 修理中 L−SP接続端子穴加工前 | 
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| C83. 修理中 L−SP接続端子穴加工 | 
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| C84. 修理(交換)後 L−SP端子 | 
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| CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 | 
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| CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 | 
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| CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 | 
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| CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 | 
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| CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる | 
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| CB1. 交換した部品 | 
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| CD1. 修理前 下から見る | 
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| CD2. 修理後 下から見る | 
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| CD3. 完成 綺麗なお尻で帰ります | 
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| E. 調整・測定 E1. 出力・歪み率測定。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」  | 
    
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| E21. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0097%歪み、 50HZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0086%歪み、 50HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。  | 
    
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| E22. R側SP出力電圧33V=145W出力、 0.0095%歪み、 100HZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0089%歪み、 100HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。  | 
    
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| E23. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.013%歪み、 500HZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.013%歪み、 500HZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| E24. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.015%歪み、 1kHZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.016%歪み、 1kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。  | 
    
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| E25. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.03%歪み、 5kHZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.037%歪み、 5kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。  | 
    
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| E26. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.032%歪み、 10kHZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.042%歪み、 10kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。  | 
    
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| E27. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.018%歪み、 50kHZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.018%歪み、 50kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。  | 
    
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| E28. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.23%歪み、 100kHZ。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.092%歪み、 100kHZ。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。 RL共、出力を130W位に落とすと、0.02%の歪みになる。  | 
    
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| E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 | 
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| E4. 完成 24時間エージング。 左は HMA-9500mkU 46台目。 | 
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