Technics SE−A7000. 2台目修理記録
平成24年5月20日到着    6月3日完成
A. 修理前の状況
  • 購入は1995年です。
    1回目修理2002年前後。
    3回目修理2011年、左チャンネルの音割れで、メーカーに修理を依頼して2週間ほどで修理が出来てきました。
    そのとき終段のトランジスター4個交換で直りましたが、直ぐに、同じ症状が出てしまい。
    再度メーカーに修理に出したところ、今度は逆切れされました!
    大阪の工場に送られた結果がこのあり様です。
    これが最高峰のメーカーのユーザーに対する 答えでした。

    当方へ、到着時、左チャンネルは終段TR(トランジスター)焼損で、フューズ溶断状態。
    オーバホール修理依頼。


B. 原因
  • 終段TR(トランジスター)交換修理以外の故障未修理部分の存在の為再発。
    修理者が知識不足の為、終段TR(トランジスター)の焼損の原因を取り除いていない。

C. 修理状況

D. 使用部品
  • 左右・終段TR(トランジスター)  12個。
    ドライブTR(トランジスター)     8個。
    初段FET                2個。
    バイアス/バランス半固定VR   8個。
    電解コンデンサー          43個。
    フイルムコンデンサー        12個。
    リレー                  3個。
    抵抗                   2個。

E. 調整・測定

F. 修理費     180,000円 オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Technics SE−A7000 仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A01. 点検中 ダンボール箱を開けて、AMPを見る。
           AMPが固定されていない、後ろのSP接続端子がダンボールを破った跡あり。
A02. 点検中 AMPの梱包を上から見る。
A03. 点検中 AMPの梱包を下から見る。
A04. 点検中 AMPの梱包を前右から見る。
A05. 点検中 AMPの梱包を後左から見る。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A21. 点検中 上から見る
A22. 点検中 上蓋・シールドを取り、上から見る
A31. 点検中 下から見る
A32. 点検中 下前から見る
A33. 点検中 下前左から見る
A34. 点検中 下後から見る
A35. 点検中 下後右から見る
A41. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A42. 点検中 左電源トランスの8Aフューズが溶断している。
A51. 点検中 右AMP部の大型電解コンデンサーのゴム鉢巻はボロボロ!
           右電流ドライブAMP基板のゴム鉢巻もボロボロ! 右電圧ドライブAMP基板のゴム鉢巻は無し。
A52. 点検中 左AMP部の大型電解コンデンサーのゴム鉢巻はボロボロ!
           左電流ドライブAMP基板のゴム鉢巻もボロボロ! 左電圧ドライブAMP基板のゴム鉢巻は無し。
A53. 点検中 ゴム鉢巻はボロボロ! 高熱の為、劣化したと見られる。
A61. 点検中 交換する終段TR(トランジスター)は、大量購入して、「hfe」を測定し、選別して使用する。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C01. 修理中 基板を取り除き、清掃し、CRCを軽く塗布し防錆対策、左半分が清掃済み。
C02. 修理中 基板を取り除き、清掃し、CRCを軽く塗布し防錆対策。
C03. 修理中 後パネル裏も清掃し、CRCを軽く塗布し防錆対策。
C11. 修理前 入力端子基板
C112. 修理前 入力端子基板のRCA端子裏側、これでは重く太いRCAケーブルは使用できない。
C113. 修理中 入力端子基板のRCA端子裏側、外側金具を半田付け、取り付け部は補強。
C114. 修理後 入力端子基板のRCA端子裏側、さらにホットボンドで補強。
C12. 修理後 入力端子基板。 電解コンデンサー2個交換。
C13. 修理前 入力端子基板裏
C14. 修理(半田補正)後 入力端子基板裏。 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー2個追加。
C15. 完成入力端子基板  洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 電圧AMPブロック
C22. 修理後 電圧AMPブロック。 半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C23. 修理前 電圧AMPブロック裏
C24. 修理後 電圧AMPブロック裏、 フイルムコンデンサー2個追加。
C25. 修理前 電圧AMPブロック 終段FET(電解トランジスター)
C26. 修理後 電圧AMPブロック 終段FET(電解トランジスター)
C27. 修理前 電圧ドライブAMP基板
C28. 修理後 電圧ドライブAMP基板。 半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C29. 修理前 電圧ドライブAMP基板裏
C2A. 修理(半田補正)後 電圧ドライブAMP基板裏。 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー2個追加。
C2B. 完成R側電圧ドライブ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 R側電圧コントロールAMP基板
C32. 修理後 R側電圧コントロールAMP基板。 初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサー交換。
C33. 修理前 R側電圧コントロールAMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 R側電圧コントロールAMP基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C35. 完成R側電圧コントロールAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 L側電圧コントロールAMP基板
C42. 修理後 L側電圧コントロールAMP基板。 初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサー交換。
C43. 修理前 L側電圧コントロールAMP基板裏
C44. 修理(半田補正)後 L側電圧コントロールAMP基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C45. 完成L側電圧コントロールAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 R側電流AMPブロック
C52. 修理後 R側電流AMPブロック
C53. 修理前 R側電流AMPブロック裏
C54. 修理後 R側電流ドライブAMPブロック裏。 フイルムコンデンサー4個追加。
C55. 修理中 R側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)、純正品は2SC3280/2SA1301。
C552. 修理中 R側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)。
             TR(トランジスター)の方にもシリコングリスの付着が十分。
             こちらと比較して下さい「C753. 修理中 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)」
C553. 修理(交換)後 R側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)
C56. 修理前 R側電流ドライブAMP基板
C57. 修理後 R側電流ドライブAMP基板。 半固定VR1個、TR(トランジスター)4個交換。
C58. 修理前 R側電流ドライブAMP基板裏
C59. 修理(半田補正)後 R側電流ドライブAMP基板裏。 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー4個追加。
C5A. 完成R側電流ドライブAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 R側電流コントロールAMP基板
C62. 修理後 R側電流コントロールAMP基板。 半固定VR、電解コンデンサー8個、抵抗1個交換。
C63. 修理前 R側電流コントロールAMP基板裏
C64. 修理(半田補正)後 R側電流コントロールAMP基板裏 半田を全部やり直す。
C65. 完成R側電流コントロールAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 L側電流AMPブロック
C712. 修理中 L側電流AMPブロック、 終段TR(トランジスター)の足と基板に隙間あり。
C72. 修理後 L側電流AMPブロック
C73. 修理前 L側電流AMPブロック裏
C732. 修理前 L側電流AMPブロック裏、 終段TR(トランジスター)の足の半田。
C74. 修理後 L側電流ドライブAMPブロック裏。 フイルムコンデンサー4個追加。
C75. 修理前 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)
C752. 修理中 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)、 2SC5199/2SA1942に交換されている。
C753. 修理中 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)。
            TR(トランジスター)の方にシリコングリスの付着が少ない?
            こちらと比較して下さい「C552. 修理中 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)」 
C76. 修理(交換)後 L側電流ドライブAMP終段TR(トランジスター)
C77. 修理前 L側電流ドライブAMP基板
C78. 修理前 L側電流ドライブAMP基板。 半固定VR1個、TR(トランジスター)4個交換。
C79. 修理前 L側電流ドライブAMP基板裏
C792. 修理中 L側電流ドライブAMP基板裏、脱「鉛半田」を使用して半田補正した所。
C7A. 修理(半田補正)後 L側電流ドライブAMP基板裏。 半田を全部やり直す、 フイルムコンデンター4個追加。
C7B. 完成L側電流ドライブAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 L側電流コントロールAMP基板
C82. 修理後 L側電流コントロールAMP基板。 半固定VR、電解コンデンサー8個、抵抗1個交換。
C83. 修理前 L側電流コントロールAMP基板裏
C84. 修理(半田補正)後 LR側電流コントロールAMP基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C85. 完成L側電流コントロールAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 スピーカ切換基板
C92. 修理前 スピーカ切換基板裏
C93. 修理(半田補正)後 スピーカ切換基板裏 半田を全部やり直す。
C94. 完成スピーカ切換基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 ヘッドホン端子基板・SP切換SW基板
CA2. 修理前 ヘッドホン端子基板裏・SP切換SW基板裏
CA3. 修理(半田補正)後 ヘッドホン端子基板裏・SP切換SW基板裏 半田を全部やり直す。
CA4. 完成ヘッドホン端子基板裏・SP切換SW基板裏  洗浄後防湿材を塗る
CA5. 修理前 メータ照明ランプ基板
CA6. 修理前 メータ照明ランプ基板裏
CA7. 修理(半田補正)後 メータ照明ランプ基板裏
CA8. 完成メータ照明ランプ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 メイン基板
CB2. 修理後 メイン基板。 SP接続リーレー3個、半固定VR2個、電解コンデンサー21個交換。
CB22. 修理前 メイン基板ラッピング
CB23. 修理後 メイン基板ラッピング、ラッピング線に半田を浸み込ませる
CB24. 修理前 メイン基板ラッピング2、整流器の曲げ方向が不適切で、左のコネクターが外しにくい!
CB25. 修理後 メイン基板ラッピング2、ラッピング線に半田を浸み込ませる
CB26. 修理前 メイン基板ラッピング3
CB27. 修理後 メイン基板ラッピング3、ラッピング線に半田を浸み込ませる
CB3. 修理前 メイン基板裏
CB32. 修理中 メイン基板裏、リード線曲げ方向不良修正後
CB33. 修理中 メイン基板裏、リード線曲げ方向不良修正後2
CB34. 修理中 メイン基板裏、R側電流AMPの電源整流器の端子、 長い「東北⇔東京⇔大阪」への旅で銅箔剥がれ。
CB35. 修理中 メイン基板裏、R側電流AMPの電源整流器の端子。
            銅箔を広げ、さらに錫メッキ銅線で補強する。
CB36. 修理中 メイン基板裏、L側電流AMPの電源整流器の端子。
             長い「東北⇔東京⇔大阪」への旅で銅箔剥がれ。
CB37. 修理中 メイン基板裏、L側電流AMPの電源整流器の端子。
             銅箔を広げ、さらに錫メッキ銅線で補強する。
CB4. 修理(半田補正)後 メイン基板裏 半田を全部やり直す。
CB42. 修理中 メイン基板裏、リード線曲げ方向不良を修正後。
CB5. 完成メイン基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理前 フューズ基板
CC12. 修理前 フューズ基板ラッピング
CC13. 修理後 フューズ基板ラッピング、ラッピング線に半田を浸み込ませる
CC14. 修理前 フューズ基板ラッピング2
CC15. 修理後 フューズ基板ラッピング2、ラッピング線に半田を浸み込ませる
CC2. 修理前 フューズ基板裏
CC3. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏 半田を全部やり直す。
CC4. 完成フューズ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 交換した部品
CD2. 交換した部品2
CE1. 修理前 上から見る
CE2. 修理後 上から見る
CE22. 修理後 基板押さえがボロボロなので、上から厚いテープで押さえる。 右側2個対策済み。
CE3. 修理前 下から見る
CE4. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E1. 電圧AMP「A級動作」の領域、この上から、電流AMP「B級動作」に移行する。
E11. 50Hz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0029%歪み。
               L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0029%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. 100Hz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0031%歪み。
                L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. 500Hz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0043%歪み。
               L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0043%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. 1kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.0045%歪み。
              L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.005%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. 5kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.015%歪み。
              L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.018%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. 10kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.02%歪み。
               L側SP出力電圧10V=12.5W出力、 0.028%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. 50kHz入力、R側SP出力電圧9V=10W出力、 0.047%歪み。
                L側SP出力電圧9V=10W出力、 0.051%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E18. 100kHz入力、R側SP出力電圧7.3V=6.7W出力、 0.19%歪み。
                L側SP出力電圧7.3V=6.7W出力、 0.2%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
              この当たりから、フイルターが効いてきます。
E2. 電流AMP「B級動作」 フルパワー動作なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0039%歪み。
               L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0029%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0053%歪み。
                L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.010%歪み。
               L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0062%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.015%歪み。
              L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0092%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.043%歪み。
             L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.028%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.047%歪み。
               L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.031%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.023%歪み。
                L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.023%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E28. 100kHz入力、R側SP出力電圧28V=98W出力、 0.155%歪み。
                L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.137%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
              この当たりから、フイルターが効いてきます。
E29. その時のVUメータ。
E3. 完成  24時間エージング。 左は AIRTIGHT ATM−1
Y. ユーザー宅の設置状況
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. Technics SE−A7000 仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ステレオパワーアンプ SE−A7000
定格出力・歪率
       (NORMAL/DC入力時)
240W+240W(4Ω、20Hz〜20kHz、0.005%)
200W+200W(6Ω、20Hz〜20kHz、0.005%)
170W+170W(8Ω、20Hz〜20kHz、0.005%)
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.1dB
0.8Hz〜150kHz +0 -3dB
入力感度/入力インピーダンス Normal/DC=1.2V/47kΩ
Balance=1.2V/600Ω
S/N比 93dB(EIAJ)、 120dB(IHF'66)・
残留雑音電圧 300μV
ダンピングファクター 120(8Ω)
メーター指示範囲/指示精度 0.0001W〜300W(8Ω)、-60dB〜+2dB/ -40dB以上 ±3dB、-40dB未満 ±5dB
メーターアタックタイム
         /リカバリタイム
100μSec/300mSec
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 約420W
外形寸法 幅483mm×高さ208mm×奥行476mm
重量 約38kg
標準価格 受注生産品 450,000円(1992年12月現在)
特長 1.新開発のMOSクラスAA回路
2.新開発のMASTERシリーズの大容量電解アルミコンデンサー10個、
  総容量75,000μF(93,600μF=Ver.4.0)。
3.電源トランスは3個、左右チャンネルの電流供給アンプ用に各1個、
  両チャンネルの電圧制御アンプ用に1個。
4.3mm厚天板、高剛性シャーシ、大型インシュレータ、鏡面サイドウッドなどを採用。
5.バランス入力端子を搭載しています。
6.10mm厚のブロンズグラス付き、大型パワーメータ(0.0001W〜300W)。
7.OFCブスバーとLC-OFC内部配線。
8.電子式スピーカーセレクタ。
9.スピーカー端子はアルミベースにマウントされた金メッキ大型端子。
10.極性表示付きPC-OCC電源コード。
1994年度 Good Design Award 受賞
                   a7000_2_4f
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