終段ＴＲ（トランジスター）交換　終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）交換

製造メーカーから供給される場合を除き、十分な選別が必要です。
ましてや、部分的な交換などは、厳禁です。
真空管の場合と異なり、素子ごとにアイドル電流を調整出来ませんので、直流電流増幅率（ｈｆｅ）選別は必要です。

下記は秋葉原で購入した２ＳＣタイプＴＲ（トランジスター）２４個の測定結果。

最小ｈｆｅ（直流電流増幅率＝５、最大ｈｆｅ＝１００。

下記は秋葉原で購入した２ＳＡタイプＴＲ（トランジスター）２４個の測定結果。

最小ｈｆｅ（直流電流増幅率）＝０、最大ｈｆｅ＝１１５。

終段ＴＲ（トランジスター）交換　終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）交換

Ａｃｃｕｐｈａｓｅ　Ｐ－３００Ｓ
ＢＲＹＳＴＯＮ　４Ｂ
ＣｈｒｉｓｋＫｉｔ　Ｐ－３５Ⅲ．　２台目
ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２ａ．　１８台目
ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２ａ．　１１台目
ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２ａ．　５台目
ＫＹＯＣＥＲＡ　Ｂ－９１０．　２台目
Ｍａｒａｎｔｚ　５１０．　２台目
ＭｃＩｎｔｏｓｈ　ＭＣ２２５５．　５台目
ＭｃＩｎｔｏｓｈ　ＭＣ２２５５．　４台目
ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１９台目
ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１８台目
ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１７台目
ＯＮＫＹＯ　Ｍ－９５５ＮⅡ／２６０
ＱＵＡＤ　４０５．　１２台目
ＱＵＡＤ　４０５．　１１台目

Ｓａｎｓｕｉ　Ｂ－２１０３ MOS VINTAGE
Ｓａｎｓｕｉ　Ｂ－２３０１Ｌ．　４台目
Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｘ１１１１MOS VINTAGE．　４台目
Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｘ１１１１MOS VINTAGE．　３台目
Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－α９０７ｉＭＯＳＬｉｍｉｔｅｄ．　５台目
Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｄ９０７　Ｌｉｍｉｔｅｄ．　１１台目
Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－９５００．　１３台目
Ｓｈａｒｐ　SMーSX３００．　２台目
Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　４台目
Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　３台目
Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　２台目
Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００
Ｓｏｎｙ　ＴＡＮ－５５５０
Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ３．　２台目
Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ７０００．　３台目
Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ７０００．　２台目
ＹＡＭＡＨＡ　Ａ２０００

*　Ａｃｃｕｐｈａｓｅ　Ｐ－３００Ｓ　修理　　　　　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段ＴＲ（トランジスター）。　２ＳＤ４２５／２ＳＢ５５５の３パラレル接続。左右で異なる！

　Ｌ側終段ＴＲ（トランジスター）　２ＳＣ１０７９／２ＳＡ６７９の３パラレル接続。左右で異なる！

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

購入２ＳＣＴＲ（トランジスター）の測定。　ｈｆｅ＝４１～４８の６個を使用。実際は、２種４０個購入して選別使用。

購入２ＳＡＴＲ（トランジスター）の測定。　ｈｆｅ＝７９～８１の６個を使用。実際は、２種４０個購入して選別使用。

*ＢＲＹＳＴＯＮ　４Ｂ　修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段ＴＲ（トランジスター）。
　　　　ＯＥＭの「ＭＢ６５２１、ＭＢ６５２２」、モトローラーの汎用品の「２Ｎ６６０９」、ＯＮＳＥＭの「ＭＪ１５０５０」の混在。

ＲＬ側終段ＴＲ（トランジスター）。　ＯＥＭの「ＢＲ６５２１」、ＯＮＳＥＭの「ＭＪ１５０５０」

焼損したＬ側終段ＴＲ（トランジスター）＝赤×印。モトローラーの汎用品の「２Ｎ６６０９」、ＯＮＳＥＭの「ＭＪ１５０５０」

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

製造メーカーからロット購入した終段ＴＲ（トランジスター）。　測定して選別使用する。

*ＣｈｒｉｓｋＫｉｔ　Ｐ－３５Ⅲ．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

手持ちＴＲ（トランジスター）から、測定選別し使用。

*ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２Ａ．　１８台目修理　　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）の選別。
　　　　　後発のサンケンの音響用パワートランジスタ（LAPT) ２ＳＡ１２９５／２ＳＣ３２６４を使用。
　　　　　増幅率ｈｆｅを測定し、ｈｆｅ＝８２／８１を選別使用する。ｈｆｅ＝８３は　Ｌ－０２Ａ．　１６台目で使用済み。
LAPT（Linear Amplification Power Transistor）は、マルチエミッタ構造で高周波数までリニアに増幅できるオーディオ用ＴＲ（トランジスター）。
純銅材を採用しており、ボンディングワイヤーまで徹底非磁性化することで磁気歪の発生を排除し、遮断周波数を大幅改善し、広帯域化と、電流増幅率のリニアリティとスイッチング特性向上させている。

*ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２Ａ．　１１台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｌ側のみ交換されている。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

*ＫＥＮＷＯＯＤ　Ｌ－０２ａ．　５台目修理　　　　　修理の様子はこちら

前回の修理で、Ｌ側のみ交換されている。　ＲＬで終段ＴＲ（トランジスター）が異なる！

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

終段ＴＲ（トランジスター）８個交換。

*ＫＹＯＣＥＲＡ　Ｂ－９１０．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）。　２組４８個購入し、より選別して２組１２個使用。

*Ｍａｒａｎｔｚ　５１０．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｌ側終段ＴＲ（トランジスター）　”×”が付いているのが死んでいる

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

Ｌ側終段ＴＲ（トランジスター）　ユニットごと交換

*ＭｃＩｎｔｏｓｈ　ＭＣ２２５５．　５台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段出力ＴＲ（トランジスター）

Ｌ側終段出力ＴＲ（トランジスター）

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）のｈｆｅ測定。　２種２０個購入して２種１２個選別して使用する。

*ＭｃＩｎｔｏｓｈ　ＭＣ２２５５．　４台目修理　　　　　修理の様子はこちら

左側マイナス側終段ＴＲ（トランジスター）。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）のｈｆｅ測定。　２種２０個購入して２種１２個選別して使用する。

*ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１９台目修理　　　　　修理の様子はこちら

右側終段ＴＲ（トランジスター）

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後。　エミッター抵抗（低歪タイプ）交換福島双羽電機(株)製。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　直接半田をラグ板使用に変更、取り付け絶縁ブシュ＋シリコン絶縁シートを交換する。

左側終段ＴＲ（トランジスター）

購入終段ＴＲ（トランジスター）測定。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　２ＳＣ側ｈｆｅ＝７５，７５選択。　２ＳＡ側ｈｆｅ＝７６，７７選択。

*ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１８台目修理　　　　　修理の様子はこちら

右側終段ＴＲ（トランジスター）

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

左側終段ＴＲ（トランジスター）。　

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

購入終段ＴＲ（トランジスター）測定。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　２ＳＣ側ｈｆｅ＝８５，８５選択。　２ＳＡ側ｈｆｅ＝1００，1２０選択。

終段エミッター抵抗は測定して選別して使用。

*ＭｕｓｉｃａｌＦｉｄｅｌｉｔｙ　Ａ－１．　１７台目修理　　　　　修理の様子はこちら

右側終段ＴＲ（トランジスター）。

左側終段ＴＲ（トランジスター）。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

終段ＴＲ（トランジスター）測定値。　２ＳＣ側ｈｆｅ＝８４，１００　２ＳＡ側ｈｆｅ＝1０２，1２３を選択。

*ＯＮＫＹＯ　Ｍ－９５５ＮⅡ／２６０　修理　　　　　修理の様子はこちら

終段ＴＲ（トランジスター）　「×」を付けたのが短絡、他は断線。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

部品取り用の終段ＴＲ（トランジスター）
　　　　　　　　　　　外観は汚いが、全部出荷時のまま

*ＱＵＡＤ　４０５．　１２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側ＡＭＰ基板

Ｌ側ＡＭＰ基板。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

Ｒ側ＡＭＰ基板

Ｌ側ＡＭＰ基板

*ＱＵＡＤ　４０５．　１１台目修理　　　　　修理の様子はこちら

ＲＬ基板比較

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

Ｒ側ＡＭＰ基板

Ｌ側ＡＭＰ基板

*Ｓａｎｓｕｉ　Ｂ－２１０３ MOS VINTAGE　修理　　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

交換する終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）のＩｄ測定。

交換する終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　８個ずつ選択。

*Ｓａｎｓｕｉ　Ｂ－２３０１Ｌ．　４台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ－ＡＭＰ基板。　通常修理なので、Ｒ側のみ交換。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

*Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｘ１１１１MOS VINTAGE．　４台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

Ｌ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

*Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｘ１１１１MOS VINTAGE．　３台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

Ｌ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

*Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－α９０７ｉＭＯＳＬｉｍｉｔｅｄ．　５台目修理　　　　　修理の様子はこちら

Ｒ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

Ｌ側終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

　　　　上＝修理前、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。　　下＝修理後、終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

交換　終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）比較。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左＝今回使用する１８０Ｗ損失の物で最新の物（これ以後開発された物はなし）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中・右＝使用されていた１２５Ｗ損失　　全て東芝製品

*Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－Ｄ９０７　Ｌｉｍｉｔｅｄ．　１１台目修理　　　　　修理の様子はこちら

終段ＴＲ（トランジスター）

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

*Ｓａｎｓｕｉ　ＡＵ－９５００．　１３台目修理　　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

*Ｓｈａｒｐ　SMーSX３００．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

メインAMP（１ビットAMP含）基板。劣化した終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

*Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　４台目修理　　　　　修理の様子はこちら

メインAMP（１ビットAMP含）基板。劣化した終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

*Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　３台目修理　　　　　修理の様子はこちら

メインAMP（１ビットAMP含）基板。劣化した終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

*Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

メインAMP（１ビットAMP含）基板。焼損した終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

購入終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。
　　　　　　　　　　　　　Ｉｄ＝２．５ｍＡ時のＶｇｓ測定結果。工場出荷の１レーンを購入したので誤差が少ない。

*Ｓｈａｒｐ　SMーSX２００　修理　　　　　修理の様子はこちら

メインAMP（１ビットAMP含）基板。焼損した終段ＦＥＴ（電界効果トランジスター）。

Ｉｄ＝２．５ｍＡ時のＶｇｓ測定中

*Ｓｏｎｙ　ＴＡＮ－５５５０　修理　　　　　修理の様子はこちら

終段V-ＦＥＴ（電界効果トランジスター）、　３個が短絡焼損。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

終段V-ＦＥＴ（電界効果トランジスター）

*Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ３．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

右側終段ＴＲ（トランジスター）。

　　上＝修理前、　　下＝修理後

左側終段ＴＲ（トランジスター）。

　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）は、大量購入して、「ｈｆｅ」を測定し、選別して使用する。

*Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ７０００．　３台目修理　　　　　修理の様子はこちら

R側電流ドライブAMP終段ＴＲ（トランジスター）、純正品は２SC３２８０/２ＳＡ１３０１

Ｌ側電流ドライブAMP終段ＴＲ（トランジスター）

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）は、大量購入して、「ｈｆｅ」を測定し、選別して使用する。

*Ｔｅｃｈｎｉｃｓ　ＳＥ－Ａ７０００．　２台目修理　　　　　修理の様子はこちら

R側電流ドライブAMP終段ＴＲ（トランジスター）、純正品は２SC３２８０/２ＳＡ１３０１。

　Ｌ側電流ドライブAMP終段ＴＲ（トランジスター）、　２SC５１９９/２ＳＡ１９４２に交換されている。

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

交換する終段ＴＲ（トランジスター）は、大量購入して、「ｈｆｅ」を測定し、選別して使用する。

*ＹＡＭＡＨＡ　Ａ－２０００　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

左側終段ＴＲ（トランジスター）、交換前は左右でメーカーが異なる。　　　　修理の様子はこちら

　　　　上＝修理前、　　下＝修理後

　　tr-hfe-4